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$ z=0$の面内に電荷$ q$、質量$ m$の粒子が存在し、 以下に示す電磁波のもとで定常的な運動をしている場合を考える。 空間は真空とする。 平面電磁波が、z軸負の方向から正の方向に伝わっているとする。 平面電磁波は

$\displaystyle \vE= \begin{cases}E_x (t,z) &= \quad E_0 \cos\left( \omega t -kz\...
... \quad -E_0 \sin\left( \omega t -kz\right) \\  E_z (t,z) &= \quad 0 \end{cases}$ (40)

と書け、これは右回りに円偏光した電磁波である。 粒子に速度$ \vv$に比例した抵抗力 $ -\gamma\vv$が働いているとする。 粒子の運動方程式は

$\displaystyle m\di{\vv}{t} = -\gamma\vv+q\vE+q\frac{\vv}{c}\times \vB$ (41)

で与えられる。



Subsections 著者: 茅根裕司 chinone_at_astr.tohoku.ac.jp