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3
ポテンシャルの変形
図 1:
連星、テスト粒子それぞれの位置座標
軌道面に垂直に z 軸をとり、その軌道面内で二つの星を結ぶ線を x 軸にとり、 それに垂直な軸を y 軸ととるとき、
(
6
)
と定義する。 座標の取り方から位置ベクトル
は図の様になる。 原点は長さ
の
を、 図のように内分する点であるので、 今
(
7
)
とすると
ベクトルは
と書けることから
となる。 また
は z 軸方向であるから
と書ける。 これららを元に(
4
)を(
6
) に代入すると
となる。これを更に
と置き換えると、上式は
(
8
)
となる。
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fat-cat 平成16年11月30日