東北大学では理学部 宇宙地球物理学科天文学コース (学部)、大学院理学研究科 天文学専攻 (大学院)で天文学を学ぶことができます。
宇宙地球物理学科 天文学コースに進むには、まずは理学部「物理系」へ入学します(受験生向け情報)。その後、各自の希望・成績等に基づいて配属が決定し、2年生次後半の4セメスターから宇宙地球物理学科 天文学コースへの配属されることになります。
学部1,2,3セメスターでは物理系学科の学生と共通の講義を通じて数学や物理学の基礎を学びます。2年生次後半の4セメスターから天文学コースに配属された後は、天文学・宇宙物理学に関わる物理学全般に加え、観測・実験データにも触れる天体測定学や天体物理学実習が行われます。3年生次後半の6セメスターでは英文教科書を用いた輪講ゼミを行っています。4年生次の7,8セメスターでは、特定の教官の元でテーマを絞った小人数のゼミを行い、卒業研究を行います。
大学院では、天文学及び天体物理学の分野に専門的に従事する研究者の養成、 あるいは天文学を応用する研究に携わる専門家を養成することを目指して、最先端の研究に基づいた教育が行われます。博士前期課程の2年間の間に天文学の基礎的事項が一通りカバーされるように講義が開講されています。また集中講義の形式で学外の研究者による講義を年2回(基本的に理論分野、観測分野の各1回)開講しています。