座標変換は、
変換行列の行列因子、つまりヤコビアン を用いて
と書くことができる。
式(4)から式(6) で与えられるローレンツ変換に対しては、
座標間の相対速度 だけに依存し、
座標系の回転などを考えず、
proper なものとして考えていたので、
Eq.(3)にもあるように、
である。よって
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(15) |
が成り立つ。
この式から四次元微小体積 はローレンツ変換に対して不変であることが確認できる。
同様にして、
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(16) |
が成り立つのが分かる。
以上からEq.(1) の がローレンツ変換に対して不変であることが分かる。
上の行列式
を実際に計算してみる。
であるから、
より確かに、
が確認できる。
fat-cat
平成16年11月28日