四次元時空の近接した二つの事象間の距離が、
二つの慣性座標系
と
に於いて
![$\displaystyle ds^2 =dx^\alpha dx_\alpha = \eta_{\alpha \beta} dx^\alpha dx^{\beta} = \bar{\eta}_{\alpha\beta} d\bar{x}^\alpha d\bar{x}^\beta$](Special_theory_of_relativity-img10.png) |
(1) |
で与えられたとする。
ここで、
平坦な空間について、
計量テンソル
と
は、
座標
や
をデカルト座標にとるとき
![$\displaystyle \eta_{\alpha \beta }= \bar{\eta}_{\alpha \beta} = \begin{pmatrix}-1 & 0 & 0 & 0 0 & 1 & 0& 0 0 & 0 & 1 & 0 0 & 0 & 0 & 1 \end{pmatrix}$](Special_theory_of_relativity-img15.png) |
(2) |
で与えられるものとし(Minkowski 空間)、
また同じ添え字が上下対に現れた場合は、
ギリシャ文字は 0 から 3 まで、
アルファベットに関しては 1 から 3 までの和をとる(縮約)ものとする(縮約を行わない場合でもこの規則に従うものとする)。
光子の弐点間の伝播
を考えれば、
光の速度は両慣性座標系で同じであるから
なる関係が成立している。
これは光の運動に関しては--光の運動だけが--
が成り立つことを示している。
fat-cat
平成16年11月28日