任意の四元ベクトルを
と書くことにする。
この反変成分はローレンツ変換により、
なる変換を受けることになる。これを書き下すと
となるので、
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(12) |
を得る。
ベクトルの空間成分 を に平行な成分と垂直な成分に分けて
と書くことにすると、Eq.(12) は
と書けることから、
となり、
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(13) |
を得る。ここで
で、
は三階の単位行列である。
式(4)から式(6)で与えられたローレンツ変換について
を計算すると、
となる。よって
が成り立つので、
以下の関係が成り立つことが分かる。
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(14) |
fat-cat
平成16年11月28日