以上の結果を Eq.(5) に代入すると
と書けることが分かる。
また Eq.(6) より、
と書けることから、
時間積分を
のときと同様に実行すると、
となる。
電場
について Eq.(35) を用いて更に変形していくと、
で与えられることになる。
ここで右辺第一項と第弐項と(
で偏微分していない項)をまとめると、
であるから、
![$\displaystyle \vE\xt = \frac{q}{4\pi \vepsilon_0} \Bigg[ \frac{\vn(t')}{R^2(\vx...
...a(t')} \deL{t'} \left(\frac{\bm{\beta}(t')}{\kappa(t') R(\vx,t')}\right) \Bigg]$](Larmor-img180.png) |
(36) |
を得る。
Eq.(36) に残された時間微分を実行する。
であるから、これを用いると
は以下のように書くことができる。
ここで
は省略して書いている。
となり、Eq.(31) が導かれた。
無限遠で効いてくる部分(
に比例する部分)は、
粒子の加速度運動に起因していることが分かる。
fat-cat
平成16年11月29日