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1
気体が縮退していない場合
気体が縮退していない(
が正で十分大きい、従って
)
のとき
(
24
)
として良いとする。このとき
は前問の結果より
であるから
(
25
)
であることが分かる。 非縮退の極限で化学ポテンシャル
は (
19
) より、これまでの近似の許で
となるので、
より
(
26
)
と計算することができる。今
は
であった。 このとき(
17
) は
となるから、Maxwell 分布に一致することが分かる。
(
1
)〜(
8
) の結果は、この近似のもとで得られたものである。
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fat-cat 平成16年11月28日