定常状態にある降着円盤の性質を考える。
降着円盤が定常状態にあるとして、
とする。
このとき、質量保存の式(4) から円盤物質の降着率 を
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(12) |
で定義できれば、質量降着率は一定であると考えることができる。
このとき角運動量保存の式(9) は
左辺 |
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であるから、これを元に式(9)の両辺を円盤の内側の境界
から外側に積分すると
左辺 |
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右辺 |
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であるからこれを
について整理すると
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(13) |
となる。ここでは内側で
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(14) |
とし、また
としている。
Subsections
fat-cat
平成17年1月9日