粘性による単位時間体積当たりの散逸エネルギー発生率
は
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(15) |
で与えられる。ここでは
を仮定している。
従って、もし応力テンソルの 成分だけが零でないとすれば、
散逸エネルギー発生率を円盤の厚さについて積分して
となることが分かる。
またこのとき
とすると
であるから、散逸エネルギーは次のように計算することができる。(微小面積
と散逸発生率との積を
から無限大まで積分する)
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(17) |
従ってこのとき、
重力エネルギーの半分は輻射として円盤から放出されるが、残りの半分は中心の星(と円盤との境界)にまで持ち越されることになる。
fat-cat
平成17年1月9日