2 応力テンソル

デカルト座標で

$\displaystyle \tilde{\sigma}_{ij}=\eta \left( \frac{\partial v_i}{\partial x_j} + \frac{\partial v_j}{\partial x_i}\right)
$

で定義される応力テンソルは、円筒座標系で例えば $ r\phi$ 成分 $ \tilde{\sigma}_{r\phi}$ (r 方向に垂直な面を考えてその単位面積に $ \phi$ 方向に働く力)は

$\displaystyle \tilde{\sigma}_{r\phi} = \eta \left( \frac{1}{r} \frac{\partial v...
...} \left(\frac{v_\phi}{r}\right)= \rho \nu r \frac{\partial \Omega }{\partial r}$ (5)

で与えられる。ここで $ \eta$ は粘性係数、 $ \nu \equiv {\eta}/{\rho}$ は動粘性係数と呼ばれ、 式(5) では軸対称を仮定し $ {\partial }/{\partial \phi}=0$ としている。

fat-cat 平成17年1月9日