天文・天体物理若手夏の学校、銀河・銀河団分科会のページ。

Galaxies and Galaxy Clusters class of the Astronomy & Astrophysics Summer School for the Next Generation.

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紹介文 (intruduction)

我々人類は、高山の山頂に大型望遠鏡を建設し、さらにはスペースに観測の場を広げることで、 近傍の銀河を高精度・高分解能で観測できるようになってきた。 今後も、ALMAやすばるなどの地上望遠鏡や、 ASTRO-H, Gaia, JWST, NuSTARなどのスペース望遠鏡が相補的に成果を挙げ、 SPICA, TMT, SKAなどの次世代の望遠鏡計画を刺激していくことになるだろう。 このような大規模なプロジェクトが始動すれば、 我々はさらに遠方の銀河までを、多波長・高精度・高分解能で見ることができるようになる。 一方、 世界的に加熱するスーパーコンピュータの性 能競争から見て取れるように、 理論計算に必須である計算機も日進月歩の進化を遂げており、 大規模な並列計算により、宇宙の大規模構造や銀河 の細部構造が計算機の中に再現できるようになりつつある。 既存の設備を最大限に活用すれば、どのような研究が行えるのか。 近い将来運用が始まるプロジェクトによって、どのようなサイエンスが開拓できるのか。 銀河・銀河団セッションでは、天の川銀河、近傍銀河、 遠方銀河、銀河団全般について、観測・理論の両側面における活発な議論 を行いたいと考えている。
2011年、21世紀の新たな10年が始まった。 次の10年で我々は何を明らかにしておかねばならないのか。 次の10年が終わる頃、我々はどんな謎を抱えているのか。我々が未来を切り開こうではないか。

座長団一同

推奨キーワード(keywords)

研究対象(research area of this class)

また研究手法として、 などを表記することも推奨する。

この分科会のカバー範囲(study area of this class)