Subsections
左回りの円偏光の電磁波に対する微分散乱断面積を求めよ。
前回のRuthford scatteringの場合に楢って、微分散乱断面積を
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とする。これは単位時間に
の間に散乱される光子のエネルギーは、入射光子のエネルギー()と
の間に散乱される確率
の積に等しいことから理解できる。
今、入射光子のPoynting vectorは
より、その時間平均をとって
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であるから、Eq.(12),(23)より
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を得る。
著者: 茅根裕司 chinone_at_astr.tohoku.ac.jp