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図 2: 動いている電子とのCompton Scattering
\includegraphics[width=7.50truecm,scale=1.1]{comp2K.eps} \includegraphics[width=7.50truecm,scale=1.1]{comp2Kd.eps}

図に示したような動いている電子と光子の散乱を考える。以下では実験室系をK、衝突前の電子静止系をK'とし、他の物理量にも同様に'(prime)を付けることにする。K'系では $ \epsilon' \ll m_e c^2$とする。 衝突前の電子の速度を $ v = \beta c$とし、Lorentz factorを $ \gamma = \left(1-\beta^2\right)^{-1/2}$と書くことにする。電子の運動方向はx軸方向とする。

Subsections 著者: 茅根裕司 chinone_at_astr.tohoku.ac.jp