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今、K系でInverse Compton Scatteringが平衡状態、つまり光子と電子との間でエネルギーのやり取りが行われない下限を考える。 単純に考えるとこれはEq.(21)が零となる条件の様に聞こえるが、実際には様々なエネルギーを持つ光子が存在するので、Eq.(21)をエネルギー平均した上で零、とする必要がある。 下限を考えているので、電子は非相対論的であると仮定し、光子の分布関数はBose-Einstein分布から、近似で
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以上の結果を踏まえると、非相対論的な場合Eq.(15),(16)となる。
著者: 茅根裕司 chinone_at_astr.tohoku.ac.jp