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Subsections
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(21) |
両辺をFourier変換し整理すると、
となる。これをFourier逆変換すると
となるが、先ほどと同じように座標系を変えると
となる。今非積分関数は明らかに偶関数であるから
であるので、
を計算することを考える。
複素平面で上半円を考えて
となる。ここではジョルダンの不等式を用いた。よって留数定理より
となり、結局次のような解を得る。
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(22) |
今は上半円を考えたが、下半円を考えることも出来るので
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(23) |
となる。
でシールドされ、無限遠方で零になるようなポテンシャルを考える場合、
である。
著者: 茅根裕司 chinone_at_astr.tohoku.ac.jp