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散乱断面積、微分散乱断面積のローレンツ変換
Eq.(
54
) より
を二乗すると
であるから、これを整理すると
(
55
)
を得る。
、つまり
とし、
の場合を考えると、微分散乱断面積は
と書ける。Eq.(
55
) の
を
で微分すると
となることから、
を得る。よって微分散乱断面積は
(
56
)
となる。 非相対論の極限では
であるから、Eq.(
56
) は
(
57
)
である。
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fat-cat 平成16年11月28日