真空中の Maxwell 方程式をローレンツ変換に対して共変型になるように書き換える。 真空中の Maxwell 方程式は、 電荷 、 電荷密度 、 電流密度 、 電則密度 、 電場の強さ 、 磁束密度 、 磁場の強さ を使って、
さて、 二階の反対称テンソル (Maxwell tensor) と四元電流密度ベクトル とを、
今、
次に
Eq.(38) とEq.(39) は Maxwell 方程式をローレンツ変換に対する共変型に書き直したものであり、 任意の慣性系で成立すると考える。 そして一つの慣性系から別の慣性系に移るときは、 テンソルやベクトルはその変換則--ローレンツ変換 -- に従って変換されるものとする。
fat-cat 平成16年11月28日