四元モーメンタム(四元運動量) を
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(24) |
で定義する。
ここで は粒子の静止質量である。
これを具体的に書けば
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(25) |
と書ける。ここで 等のベクトルは空間成分を表すものとする。
ここで はポテンシャルを除く粒子の全エネルギーであり、
なる関係が成り立つことが分かる。
この関係をエネルギーと質量の等価性と呼ぶ。
とすれば
であるから、
は定数項 を除いて、
ニュートン力学に於ける粒子の運動エネルギーに近づく。
このことから、
相対論に於ける運動エネルギー は全エネルギーから静止エネルギーを引いたものとして、
と定義される。
固有時間 はEq.(1)より
であるから、この両辺を で割ると
となるので、
を得る。
また の定義から
であるから、
となり、
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であることが分かる。
fat-cat
平成16年11月28日