粒子の軌道を考える。但し、円運動の中心が原点になるように座標を選ぶものとする。
速度をそれぞれの成分について、時間
で不定積分する。
まず、
成分を考えると、軌道の中心が原点であるようにすると、
![$\displaystyle z(t) = \mathrm{Const} = 0$](Polarization_Spin-img32.png) |
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である。
が定数であることが分かったので、
成分についての積分は簡略化され、
となる。
これは
平面上で円を描く軌道であるが、
中心が原点になるようにすると
となり、結局
を得る。
について整理すると
となるので、粒子が
平面上で半径
の時計回りの円運動をすることが分かる。
fat-cat
平成17年2月17日