今、真空中を伝播する波数ベクトル
で角振動数
の平面電磁波を
![$\displaystyle \vE = \vE_0 \exp\left[ i\left( \vk\cdot \vx -\omega t\right) \right],\quad \vB = \vB_0 \exp\left[ i\left( \vk\cdot \vx -\omega t\right) \right]$](Larmor-img233.png) |
(47) |
と表すことにする。
これをEq.(1) に代入すると、
として、
となる。
またEq.(4) に於いて
とすると、
となる。
このとき電磁波のエネルギー密度
を計算すると、
で与えられることが分かる。
この平面電磁波が原点に置かれた質量
で電荷
の荷電粒子に入射するとき、
原点に置かれた荷電粒子は
で与えられる加速度運動を行う。
このとき、
この荷電粒子が
の方向の微小立体角
に単位時間単位面積当たりに放出する電磁波のエネルギーは、
Eq.(45) を用い
として、
となる。
ここで
は、
と
とが成す角であり、
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(52) |
とした。
これは
のとき、
古典電子半径を表す。
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平成16年11月29日