さて、様々なエネルギー の光子が様々な方向から入射して電子に散乱される場合、
エネルギーが と
の間で、
立体角 中を通過する入射光子流束
を
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(39) |
と書くことができる。
ここで、
は光子気体について
とおいて定義された単位体積単位立体角単位エネルギー当たりの粒子数である。
左辺はローレンツ不変量である。
ここで用いられている は入射光子についての量であり、
Eq.(34) で現れる は散乱光子についての量であるからこれらは同じものではない。
散乱される全光子数は、
エネルギーと立体角で積分して、
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(40) |
で与えられる。
fat-cat
平成16年11月29日