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天体測定学 I : 光・赤外線による天体信号の測定原理
宇宙の観測において、天体からの信号を測定する基礎原理を理解し、特に可視光と近赤外線において用いられる装置の構成、天体の観測と解析
方法について勉強する。
- 各種測定量の定義と理解
- 天体の位置と座標変換
- 望遠鏡と観測装置の構成
- 可視光と赤外線の検出器
- 撮像観測の原理と問題点
- 分光観測の原理と問題点
- 観測データ解析の原理
- データ統計処理の基礎
これにより
- 可視光と赤外線波長分野における基礎的な測定の原理について理解すること。
- 望遠鏡や観測装置の基本的な構成について理解すること。
- 観測データの統計処理について理解すること。
を目的とする。
「授業の目的と概要」に従って、できる限り最近の実例を紹介しながら理解を深める。基本的な内容については板書で説明し、装置構成などの詳細については配布資料を用いて紹介する。
講義予定:4セメスター木曜日3、4コマ目
- 10月03日:光の明るさを表す測定量、光を検出するということ、天球の座標系(天体の位置と座標変換)
- 10月10日:光子検出の実験(実習)
- 10月17日:光を測定するアナログ電子回路の内容と製作(実習)
- 10月24日:アナログ電子回路の製作と測定実験(実習)
- 10月31日:望遠鏡と観測装置の構成、撮像観測の原理と装置紹介、測定実験の続き(実習)
- 11月07日:望遠鏡に測定装置を取り付けた測定実験(実習)
- 11月14日:観測データ解析の手法、観測天文学の紹介
- 11月21日:光を測定するデジタル回路の理解・デジタル電子回路の製作(実習)
- 11月28日:分光観測の原理と装置紹介、デジタル回路の製作と測定実験(実習)
- 12月05日:(休講)
- 12月12日:最先端の観測天文学の紹介、レポートの取りまとめに向けて
- 12月19日:(休講)
- 12月26日:多波長の観測手法:X線、高エネルギー観測
- 01月09日:(休講?)
- 01月16日:多波長の観測手法:赤外線、電波観測
- 01月23日:観測結果に基づくレポートの報告会(各自発表)
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