RESEARCH〜研究紹介〜

Gravitational Lensing

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Gravitational Lensing / 銀河団weak lens解析画像集

Gravitational Lensing

 遠方天体(ソース天体)の光は経路上の重力源(レンズ天体)によってその経路を曲げられる。 これによりソース天体の像が増光されたり歪められたりする効果のことを重力レンズ効果と呼ぶ。
 重力レンズ効果はその強さによって3つのタイプ(strong・weak・micro)に分けられるが、本研究室ではstrong lensing、weak lensingについて研究を行っている。

  1. Weak Lensing

 ソース天体は系統的にある方向(レンズ天体中心に対してtangentialな方向)に歪む。 一つ一つのソース天体の歪み効果は小さい(weak)が、多くの信号を足し合わせることでレンズ天体の質量分布を求めることができる。 weak lensingは質量そのものによって生成されるため、仮定無しにレンズ天体の質量分布を求めることができる唯一の手法である。

銀河団weak lens解析画像集

Okabe & Umetsu 2008の衝突銀河団の一覧
LoCuSS(Local Cluster Substructure Survey)の銀河団の一覧