東北大学の教員・東北大学の学生・大学院生のサポートのもと、高校生自身が立てた研究課題の解明に仙台市天文台の望遠鏡を使った観測で挑み、天文学者さながらのリアルな研究活動を実施中です。今年は、日本の遠赤外線観測衛星「あか
り」の観測データを元に私達も含む日本のチームが長年掛けて完成したばかりの遠赤外線全宇宙地図(ここをクリック) を世界の研究者達に先駆けて研究活動に活用して頂きます。
昨年度もし天実施風景
実施風景の一部は『子供の科学』2012年 1月号の連載漫画
GOGO! ミルボ に取り上げられ紹介されました。
GOGO! ミルボの著者、理系漫画家はやのんさんのウエッブサイト もぜひご覧下さい。
昨年度もし天には、青森、秋田、岩手、宮城、福島、埼玉、兵庫から総勢11名の高校生が受講しました。 3チームに分かれて、学生スタッフの支援の元それぞれが建てた課題の解明に挑みました。
チームジャコビン:猫目星雲の複雑な形の起源の解明に挑みました。
Copy right はやのん理系漫画制作室
チームぱらだいすKGW:太陽系外惑星を観測して地球外生命体の存在の可能性を探りました。
Copy right はやのん理系漫画制作室
チーム真っ赤なお顔の平家星:オリオン座の赤色巨星ベテルギウスの進化の最終段階を解明し、超新星爆発を起こす時期の予測に挑みました。
Copy right はやのん理系漫画制作室
最終日には、受講高校生たちによる研究成果発表会が仙台市天文台にて行われ、「未来博士号」が授与されました。
実施風景は、地元紙河北新報の平成23年9月5日号(新聞記事(リンクはこちら))にも紹介されました。最終日の様子は、ustream(リンクはこちら) に動画としてアップされています。是非ご覧下さい。宮城の新聞平成23年10月18日(リンクはこちら)には、受講生のインタビュー記事を始め最終日の様子が紹介されています。
一部のチームは、平成24年3月に龍谷大学(京都伏見)で行われた日本天文学会春季年会ジュニアセッションで「もし天」で得た研究成果を発表しました。