このページはirafについての「自分のための」覚え書きです。
?
> ?
とすると今の場所(パッケージ)で利用できるパッケージ一覧が表示される。なお
> ??
とするとすべてのパッケージ一覧が表示される。
@
パラメーターのみのタスクはタスク名の後に@が付く。
epar
パラメーターをいじるときは
> epar タスク
いじりたいパラメータの上にカーソルをあわせ書くと上書きされる。それ以外は
:e
と入れると他のパラメータータスクに移動してパラメータを変更できる。あとはviと同じ操作で
:wq
とすれば上書き保存。基本的に全ての操作はlogが残せる。par内のどっかにあるはず。phelpを読もう。
interactiveモード
imexamやphot等で、ds9に表示させた画像上にマウスを乗せ、その位置で測光したりするようなコマンドの場合でその位置を(マウスで与えるのではなく)ファイルで与えるときはeparでインタラクティブモードをnoにする
(interac= no) Interactive mode ?
とする。(これ結構重要!)
その他メモ
- ds9で表示されるfits画像は左下隅が座標原点
- 基本的な操作はとりあえずimが付いている。これらのタスクは最初からロードされているのでどこからでも実行できる。
- dispとかもどこからでも実行できる。これらはlogin.clに書かれているらしい。
disp
ds9に画像を表示。
> disp ファイル名 番号(1〜16)
表示されるレンジは基本的に自動調整されるが手動で調整可。eparするか
> disp ファイル名 番号 zs- zr- z1=下限 z2=上限
なおdispタスクでは1回のコマンドにつき1枚しか画像を表示できない。ワイルドカードを使って多数の画像を表示させ、imexamをするといった処理はimexamで可能なのでそっちを参照。
imexam
いろいろな情報を見るコマンド。ds9をハイライトして測定したい場所にマウスを持って行き、以下のキーを押すとiraftermが立ち上がり画像と情報が表示される。詳しくはphelpを読む。
- r ・・・ FWHMや重心位置を見る
- e ・・・ 2次元マップ(contourマップ)
- s ・・・ 3次元マップ
- a ・・・ 情報をxgtermに表示
> imexam *.fits 1
とすると複数(16枚以上も!)の画像を処理できる。ds9が立ち上がっていれば画像も表示される。画像は全てds9の"1"のフレームに表示される。画像切替えは、
- n ・・・ 次の画像
- p ・・・ 前の画像
imstat
統計情報を見る。範囲は省略すると画像全体で統計が出る。
> imstat ファイル名 [x1:x2,y1:y2]
imhead
fitsのヘッダーを見る。最後のl(エル)+と| pageは無くてもOKだが重要。
> imhead ファイル名 l+ | page
hedit
fitsヘッダーをいじる。細かい設定はもちろんeparで。
> hedit ファイル名 項目 値
hselect
fitsヘッダー情報を引き出して一覧を作ったりするのに便利。以下参考。
ecl> hselect *.fit > fits.lst fields to be extracted: $I, DATE-OBS, EXPTIME boolean expression governing selection: yes
$1はファイル名を意味する。DATE-OBS等はimhead等で何があるか調べてから行う。
surface
画面全体の3次元マップを見る。imexamのsと基本的には同じこと(こっちは画像全体が見られる)。
> surface ファイル名
imarith
画像の四則演算。
> imarith 画像1 演算子(+ - * /) 画像2 出力画像
phot
アパーチャー測光するタスク。とりあえず場所は
cl >noao/digiphot/apphot/
photのパラメータ
(coords = sky.coo) The input coordinate files(s) (default: image.co
photを実行する座標をファイルで与える。ファイル形式は以下の通り
x1 y1 x2 y2 x3 y3 ・・・
(output = sky120.phot) The output photometry file(s) (default: image.ma
結果をファイルに出力
(centerp= ) Centering parameters (photpar= ) Photometry parameters
パラメーターのみのタスク。apphotで?としたらそれぞれ単独で出てくる。photをするときこれらのパラメーターもいじる必要がある。後でその設定を示す。
(interac= no) Interactive mode ?
インタラクティブモードはds9上でマウスで位置をあたえたりして操作するときファイルで位置を与えるときはno
centerper@のパラメータ
(calgori= none) Centering algorithm
センタリングの方法やセンタリングするかしないか。重心位置を与えてphotしたいときはnone。どんな値があるかはphelp参照。
fitskypars@のパラメータ
(salgori= constant) Sky fitting algorithm
スカイ引きするときのスカイをどうするか。スカイ引きしないときはスカイ=0(一定)とすればよいので、ここはconstant。詳しくはphelp 参照
(skyvalu= 0.) User sky value
スカイをコンスタントとしたときのスカイの値。
photpars@のパラメータ
アパーチャとか決める
(apertur= 6) List of aperture radii in scale units