Subsections
中心に点電荷
が存在する時のプラズマ中の静電場ポテンシャルは
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(5) |
と書ける。空間全体で積分した時、全電荷が零であることを示せ。
前回の課題で導出したように電荷密度は
![$\displaystyle n_e ({\bf r}) = n_0 e^{\frac{e\phi({\bf r})}{k_B T}} \sim n_0 \left[ 1+\frac{e\phi({\bf r})}{k_B T}\right]$](Report08-img14.png) |
(6) |
と書ける。ここで
は無限遠での電荷の密度である。
これを空間全体で積分すると
となる。これは中心を除く全空間での電荷である。よってから中心の電荷が
より、全電荷は零であることが分かる。
脚注
- ...
これを空間全体で積分すると
- 中心の点電荷が存在する点は除く。なぜなら
、及び中心にはソースとなる点電荷
がある。
計算上このように極限操作する必要はないが、物理的な考察の元でこのようにする。
著者: 茅根裕司 chinone_at_astr.tohoku.ac.jp