Subsections
観測者が光りを受け取るとき時間間隔が
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(40) |
であることを示せ。
ここで物体は十分遠方にあり、
微小時間間の物体の運動によるの変化は無視できるとせよ。
図を参考に考える。
点Pで発せられた光りを観測者Oが観測する時刻をとすると、
と書け、点P'で発せられた光りを観測者Oが観測する時刻をとすると、
と書ける。
よって観測者がこれらの光りを受け取る時間間隔は
と求まり、確かにEq.(40)と一致する。
著者: 茅根裕司 chinone_at_astr.tohoku.ac.jp