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次の方程式
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(28) |
を満たす関数をGreen関数と呼ぶ。
このGreen関数を用いてが次のように表せることを示せ。
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(29) |
演算子を
と書くと、Eq.(28)は
と書ける。この両辺を時間、空間成分でFourier変換すると、
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(30) |
を得る。同様にEq.(26)の両辺も時間、空間成分でFourier変換すると、
となるが、Eq.(30)を代入すると、
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(31) |
となる。
ところで、ある時間の関数の畳込みは
であることを思い出すと、Eq.(31)を逆Fourier変換してやると、右辺は畳込みの型で書け、
となり、確かにがEq.(29)を満たしている。
著者: 茅根裕司 chinone_at_astr.tohoku.ac.jp