普通の座標系の回転については
であるので、
擬テンソルやテンソル密度は普通のテンソルと同じ変換を受ける。
ところが、
であるような座標の反転(右手系から左手系への変換) については
であるので、
擬テンソルやテンソル密度の変換の仕方は、
普通のテンソルの変換の仕方とは異なることになる。
二つのベクトル と の外積
を
で定義する。このとき は
と変換されるから、座標の回転、反転に対して
の様に変換されることが分かる。また、微小変分
に対して
で定義される量は、
と変換されるので、座標の回転、反転に対して
となる。
fat-cat
平成16年11月29日