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6 Christoffel の記号を用いたdivergence,Laplacianの導出
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曲線座標に於けるベクトルやテンソル
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5
散逸エネルギー発生率
応力テンソルの反変成分を
(
50
)
で定義する。さて、 粘性による単位時間当たりの散逸エネルギー発生率
は、
が対称テンソルであることから、 デカルト座標系(従って
) で
(
51
)
と与えられることが分かる。 これが一般の曲線座標系でも成り立つとすれば、円筒座標系に於いて
(
52
)
で与えられることが分かる。 従って応力テンソルの
成分だけが零でないとすると、 それ以外の成分は零であるから、散逸エネルギー発生率
は
(
53
)
で与えられることが分かる。
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fat-cat 平成16年11月29日