(25) より、 を時間微分すると
だいたい のとき、 星は の周りで Roche Robe の半径 がよい近似で
もし角運動量が連星系から外に失われないとすれば である。 このとき、 軽い方の星から重い方の星へ物質の流れがあるときは、 軌道半径は増加し、 逆に重い方の星から軽い方の星に物質の流れがあるときは、 軌道半径が減少することが分かる。 また であれば、 質量を失っている星 の周りの Roche Robe の半径 が収縮することになり、 星 の半径がそれよりも速く収縮しない限り、 質量の流れは Roche Robe の半径 の収縮により、 より激しくなることが分かる。
fat-cat 平成16年11月30日