さて
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(26) |
とすれば、Lane-Emden equation は
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(27) |
と書ける。これを積分するとき、
微分方程式中に が含まれているので、
これを原点 から始めて数値積分するのは困難である。
この困難を避けるために普通とられる手段は、
ある十分小さな
から積分を始めることである。
従って、原点近傍での展開式を用いて
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(28) |
として、 に於ける
と
とを求めてこれを積分の初期値とする。
この初期値を使って中心から外に向かって積分を行い最初の零点 で積分を停止する。
ここで零点は
を満たす である。
積分の幅 は等間隔にとっても良いかもしれないが、
今の場合求める関数は途中に零点(節)を持たないことから、
ある小さな数 について
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(29) |
を満たす最大の を求めて積分の刻み幅とするのも一つの方法である。
こうすることで星の表面での密度変化や圧力の についての急激な変化も正しく追うことができるようになる。
また、星の表面は、やはりある小さな について
となるような として星の表面 を決めるのが適当である。
式(29)を満たす最大の を求めることは
なる
について
とすることを意味する。もし の零点を通過するような解を求めるときには、
幅 に適当な最小値を課す必要がある。
fat-cat
平成16年11月30日