(中心密度)としてガス球の中心 で
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(14) |
となるような解を求める。
ガス球の中心近傍で関数 を
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(15) |
と展開して、係数比較により を求めることを考える。
始めに (14) より
は明らかである。
次に(15)を(13)に代入すると
であるから、係数を比較すると
となるので、 は
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(16) |
となることが分かる。
中心から積分していったときの最初の零点
を星の外側の境界(星の表面)であるとする。
従って、星の半径は で与えられることになる。このとき
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(17) |
である。また を星の中心から半径 までの全質量だとすると
を まで積分することで
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(18) |
を得ることができる。また星の平均密度
を
とすると、
であるから
となることから、
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(19) |
を得る。従って、星の質量と半径とを与えれば
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(20) |
として が求められ
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(21) |
として定数 を求めることができる。
ポリトロープ指数 のガス球について、
その半径 と質量 とが与えられているとすると、圧力 は
と書け、中心 に於いては
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(24) |
で与えられることが分かる。但しここでの議論は全て
としている。
同様に密度 を計算すると、
となる。
以上からも分かるように、あるポリトロープ指数 について、
星の半径 と質量 とを与えればパラメータ も決まることになり,
星のポリトロープな構造が決まることになる。
fat-cat
平成16年11月30日