もしも君が杜の都で天文学者になったら
(通称:もし天)


「もし天」は、東北大学・宮城教育大学・仙台市天文台が共同で開催する「高校生を対象とした天文学者体験講座」です。今年で10年目の開催となり、全国の科学や宇宙に興味のある高校生にすっかり認知された事業です。

「もし天」ではこれまで、全国から"宇宙好きの高校生"が集い、1週間合宿して宇宙漬けの毎日を送り天文学者職業体験を行ってきました。今年は、コロナ流行に配慮して、zoomの活用を軸としたオンライン形式でリモートもし天(リモ天?)の形式で実施します。リモ天は、リモートであること以外は、企画の核となる趣旨・実施内容はこれまでの「もし天」と全く同じです。普段の学校での授業と異なり、班ごとに議論を進めながら自分たちで研究テーマを設定し、データを取得し、それを解析し結論を導き出すという、研究過程を体験します。天体観測は、仙台市天文台が誇る1.3m「ひとみ望遠鏡」をネットワークで接続された受講生の指示に従って仙台市天文台の職員が操作して行います。そうして得られたデータの解析を軸に各班がたてた研究課題の解決に迫ります。得られた研究成果は、最終日に一般市民公開のzoom会議を通して全国の一般視聴者に向けて発表します。また各班の研究成果をポスターとしてまとめて頂き2021年4月から1年間仙台市天文台に展示します。

期間中は、各班に教員や学生がつきサポートしますので、天文学や関連する数学の知識がなくても宇宙に興味のある高校生ならどなたでも参加できます。


「もし天」は、仙台市天文台と宮城教育大学との共同主催で実施されます。また日本学術振興会ひらめき☆ときめきサイエンス、天文学振興財団から支援を受けています。
お問い合わせ先
電話 022-795-6509
メール hattori@astr.tohoku.ac.jp
服部 誠 准教授
東北大学理学研究科天文学専攻




募集定員: 12名

開催期間: 2020年11月22日(日) 〜 12月28日(月) の日曜祝日および冬休み期間

開催場所: オンライン

応募方法: こちらをご参照ください。