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とは観測者の座標を固定して、 観測者の時間のみを変化させたときの物理量の変化を計算させる演算である。 観測者の時刻と遅延時間との関係はEq.(4)で与えられる。
での微分とでの微分の関係を得るために次のような時空図を考える。 簡単の為に系は空間一次元としている。 観測者は座標の位置に静止している。
時刻の観測者の事象Aと微小時間後の観測者の事象Bとで、 それぞれ観測した電磁ポテンシャルの差分をとり、 で割るのが、による偏微分である。 事象A,Bで観測される電磁ポテンシャルは因果律より、 事象A',B'に居た荷電粒子によって生成されたものである。 事象AとA'の時刻の関係は、
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著者: 茅根裕司 chinone_at_astr.tohoku.ac.jp