現在の位置 : TOPページ > 談話会案内

談話会案内

【開催】 毎週月曜日15時から(変更されることがあります。)
【開催】 合同C棟N507 天文専攻大輪講室(変更されることがあります。)
【案内】 談話会の情報をメーリングリストでご案内しています。

最新情報

第1537回 天文学教室談話会

日時

2018年6月18日(月) 15:00

場所

合同C棟大輪講

講演者

小野里 宏樹(東北大学天文学専攻)

題目

レッドクランプ星の近赤外線等級の金属量・年齢依存性について

要旨

レッドクランプ星は絶対等級のばらつきが小さく、天体数が多いことから標準光源として広く利用されている。レッドクランプ星の標準光源としての精度を高めるためには、絶対等級の金属量や年齢への依存性(種族効果)を知ることが重要である。理論的研究からは、近赤外線では金属量依存性はほとんどないと考えられているが、年齢依存性は 2 Gyr より古いと小さいものの、若いと大きいことが予想されている。一方観測的研究からは、金属量については様々な研究により近赤外線での依存性の小ささが確かめられているものの、年齢についてはレッドクランプ星の年齢を知ることが基本的には困難であるために、検証が不十分であった。レッドクランプ星の絶対等級は金属量と年齢の双方に依存性があると考えられているため、観測側からも金属量と年齢の両方の情報をそろえて検証を行うことが重要である。そこで我々は、大マゼラン雲の星団を利用してレッドクランプ星の近赤外線の絶対等級の種族効果を調べた。大マゼラン雲には天の川銀河の星団と異なった金属量・年齢を持つ星団が多数存在しており、天の川銀河の星団を用いた先行研究では調べることができなかったパラメーター空間を埋めることができる。また、大マゼラン雲の星団は等距離にあるとみなすことができるため、天の川銀河の星団のように種族効果を調べる際にここの星団までの距離の決定精度に悩まされずにすむ。大マゼラン雲の星団のデータを得るために、我々は南アフリカのIRSF望遠鏡で観測を行ったり、VISTA 4m 望遠鏡の VMC survey のデータを利用した。これらのデータを解析した結果、金属量、年齢ともに理論で予想されているものと非常に近い依存性が確認された。本発表では、これらの解析の結果についての報告を行う。

過去の談話会とスケジュール

ご注意

  • 今後の予定は、都合により、やむを得ず変更される場合がございます。その場合には、このページおよび掲示にておしらせいたしますが、変更の反映まで時間がかかる場合がございます。ご了承ください。
  • 談話会についてのご相談、またはこのPageに関するご意見・ご質問等は下記連絡先までお願いします。
  • 当談話会ではいつでも講演者を募集しております。その際には発表タイトル、連絡先を、二週間前までにお送りくださいますようお願いいたします。

【The Colloquium Committee in 2018】
Kenji Toma (toma<at>astr.tohoku.ac.jp)
   <at>-->@

All Rights Reserved. Copyright (c) 2011 Tohoku University Astronomical Institute .