IRAF関係 の履歴(No.5)

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• IRAF関係 へ行く。
  • 1 (2013-02-04 (月) 19:07:35)
  • 2 (2013-02-04 (月) 20:40:40)
  • 3 (2013-02-05 (火) 15:57:42)
  • 4 (2013-02-05 (火) 17:15:52)
  • 5 (2013-02-06 (水) 15:17:52)
  • 6 (2013-02-07 (木) 17:36:08)
  • 7 (2013-03-05 (火) 21:04:30)
  • 8 (2013-03-05 (火) 21:16:41)
  • 9 (2013-04-08 (月) 12:44:58)

インストール方法†

基礎ゼミで使うPCには既にIRAFがインストールされていますので、以下の情報は、

• WindowsPCを買った
  • Windowsとは別にLinuxをインストールしでWindowsとデュアルブート
  • LinuxにIRAFをインストールして解析の練習をしたい
• Macを買った
  • IRAFをインストールして解析の練習をしたい

という人向けです。IRAFの他にds9と言うfitsファイルビューワもインストールします。

以下、LinuxはCentOS等のRedhat系を意識して書いていますが、Ubuntsu等のDebian系でも似たような感じだと思います。

Linuxの場合†

IRAF本体のインストール†

irafというユーザーをわざわざ作れと書いてあるテキストがあるが、そんな必要は全くない。

1. 自分の使ってるOSが32bit, 64bitどちらかを調べる
   1. uname -m または uname -i
   2. 32bitの場合、i386またはi686と表示される
   3. 64bitの場合、x86_64と表示される
2. su
   1. ルートになる。以下、ルート権限で使うコマンドには頭に#をつけてある(実際にコマンドを打つ際には#は打たなくて良い)。
3. # mkdir /iraf
4. # mkdir /iraf/iraf
5. # cd /iraf/iraf
6. 64bitの場合 # curl -O ftp://iraf.noao.edu/iraf/v216/PCIX/iraf.lnux.x86_64.tar.gz
7. 32bitの場合 # curl -O ftp://iraf.noao.edu/iraf/v216/PCIX/iraf.lnux.x86.tar.gz
8. 64bitの場合 # tar zxvf iraf.lnux.x86_64.tar.gz
9. 32bitの場合 # tar zxvf iraf.lnux.x86.tar.gz
10. # cd /iraf/iraf/unix/hlib
11. # csh または tcsh
12. # ./install
    1. インストール中に何個か質問がある
       1. "Default root image strage directory"は/iraf/imdirsから/tmpに
       2. "Default root cache directory"は/iraf/cacheから/tmpに
       3. "Configure IRAF Networking on this machine?"はno
       4. "Create a default tapecap file?"はno
          この他はデフォルトのままリターンで良い
13. 64bitの場合は、上記をやってインストール終了後、更に次の事をやる
    1. # cd /iraf/iraf
    2. # rm -f bin
    3. # ln -s bin.linux64 bin
    4. # cd /iraf/iraf/noao
    5. # rm -f bin
    6. # ln -s bin.linux64 bin

X11IRAFのインストール(xgterm等)†

1. su
   1. ルートになる。
2. # yum -y install libXmu.so.6 libncurses.so.5
   1. このコマンドを打つ時のディレクトリは何処でも良い
3. # mkdir /tmp/work
4. # cd /tmp/work
5. # curl -O http://iraf.noao.edu/x11iraf/x11iraf-v2.0BETA-bin.redhat.tar.gz
6. # tar zxvf x11iraf-v2.0BETA-bin.redhat.tar.gz
7. # ./install
   1. 聞かれる事に目もくれず、リターン連打で良し。
8. # rm -rf /tmp/work

ds9のインストール†

1. su ルートになる。
2. # mkdir /tmp/work
3. # cd /tmp/work
4. 32bitの場合 # curl -O http://hea-www.harvard.edu/saord/download/ds9/linux/ds9.linux.7.1.tar.gz
5. 64bitの場合 # curl -O http://hea-www.harvard.edu/saord/download/ds9/linux64/ds9.linux64.7.1.tar.gz
6. 32bitの場合 # tar xvzf ds9.linux.7.1.tar.gz
7. 64bitの場合 # tar xvzf ds9.linux64.7.1.tar.gz
8. # mv ds9 /usr/local/bin/
9. # rm -rf /tmp/work

• インストール後にds9を立ち上げたら"XPA unable to verify hostname, setting XPA_METHOD to LOCAL"と言うメッセージが出て鬱陶しい場合、簡単にできる解決策は２通りある。
  • 解決策その１：ds9を立ち上げる際に、ds9 -xpa local として立ち上げる。毎回入力するのが面倒な場合は
    • bash,zsh等の場合、.bashrcや.zshrc等に
      alias ds9="ds9 -xpa local"
    • csh, tcsh等の場合、.cshrcや.tcshrc等に
      alias ds9 "ds9 -xpa local"

と書いておくと、次からds9を立ち上げたい場合にds9と入力するだけで、実際にはds9 -xpa localが入力されるのと同じになる。
ちなみに板の設定は
alias ds9 "ds9 -zscale -match frames scales -wcs skyformat degrees -zoom 1 -language us -xpa local"
になっている。結構オススメ。

• 解決策その２：
  • bash,zsh等の場合、.bashrcや.zshrc等に
    export XPA_METHOD=local
  • csh, tcsh等の場合、.cshrcや.tcshrc等に
    setenv XPA_METHOD local

と書いておく。

Macの場合†