Research
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修士課程の学生時代
大学院に合格するとすぐに、長野県にある東大木曽観測所にこもって、北銀極方向にあるミラ型星の観測的研究を開始した。ミラ型星の距離や運動を調べ、中間年齢の星をブローブとした銀河系の銀河面に垂直な方向の動力学の研究を行った。
研究紹介
チリ、チャナントール山頂(5600m)で見た星空
博士課程の学生時代
南アフリカ、サザランド天文台にこもって、大小マゼラン雲中にある変光星の観測的研究を行った。RGB段階での変光の可能性を世界で初めて指摘したり、ミラ型星が脈動モードの違いによって異なる周期光度関係を持つ事を発見する等の成果を挙げた。
ポスドク時代
日本の天文衛星「あかり」プロジェクトに携わり、「あかり」搭載の近・中間赤外撮像分光装置(IRC)の開発チームに所属していた。IRCを使って撮像観測したデータを解析するソフトウエアを作成し、マニュアルと共に全世界に公開した。
現在
中小質量星の質量放出を伴った恒星進化、脈動、及び星周ダストに興味を持って観測的研究を続けている。
東北大学の屋上望遠鏡をロボット化するプロジェクトを立ち上げ、時間が有る時に細々とやっている。
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