南極赤外線望遠鏡ワークショップ

主旨
南極天文コンソーシアムでは筑波大、東北大学、極地研の連携で 南極テラヘルツ望遠鏡と赤外線望遠鏡の概算要求を進めています。 今回は2.5m赤外線望遠鏡によるサイエンスを中心に議論を深め、 装置の仕様の検討を行います。また新しい装置の提案も歓迎です。

場所 東北大学理学研究科天文学専攻    (北青葉山キャンパス、物理系研究棟8階806)
日時 2013年9月13日(金)9:30-16:30

望遠鏡、観測装置、環境などの資料
http://www.astr.tohoku.ac.jp/~ichikawa/antarctic/report/AIRT.pdf


プログラム

1.計画と装置の概要
9:30- 9:50 望遠鏡、赤外線カメラ (市川隆)
9;50-10:10 Ultra-high resolution spectroscopy using Mid-InfraredLaser Heterodyne Instrument (MILAHI) (村田功)
2.太陽系惑星
10:10-10:30 南極赤外望遠鏡による太陽系惑星観測 (坂野井健)
(休憩10分)
2.銀河
10:40-11:00 テラヘルツ銀河の探査 (中井直正)
11:00-11:20 銀河の広域探査 (森下貴弘)
11:20-11:40 極限サイトにおけるPaα輝線を使った近傍銀河の形態獲得史解明 (舘内謙)
11:40-12:00 南極大陸内陸高原・ドームふじ基地の 接地境界層、自由大気、大気対流(沖田博文)
(昼休み)
3.系外惑星
13:00-13:20 大気スペクトルから探るSuper-Earthの内部組成と起源(堀安範)
13:20-13:40 系外惑星探査とスーパーアースの大気 (成田憲保)
13:40-13:50 多色撮像/多天体分光によるトランジット惑星の大気観測(福井暁彦)
13:50-14:10 マイクロ重力レンズによる系外惑星探査 (住貴宏)
(休憩)
5.変光天体(超新星、変光星、GRB等)
14:25-14:45 南極サイトでの変光星観測 (松永典之)
14:45-15:10 多バンド連続観測によるブレーザーの短時間変動研究(笹田真人)
15:10-15:30 重力崩壊型超新星探査 (鶴指眞李)
15:30-16:00
16:00-16:30 議論とまとめ