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第1487回 天文学教室談話会

日時

2017年4月10日(金) 15:00

場所

合同C棟大輪講

講演者

矢島 秀伸

題目

宇宙論的流体計算による初代銀河進化過程の研究

要旨


近年さまざまな観測手法により、赤方偏移7を超える銀河が続々と発見されている。これら高赤方偏移銀河は、初代銀河(宇宙で最初に形成される銀河)が数億年かけて進化した姿である。しかし、初代銀河から高赤方偏移銀河へと至る進化メカニズムは理論的にも観測的にもほとんど理解が進んでいない。我々は宇宙論的流体計算によって、初代銀河から赤方偏移6の大質量銀河へと至る進化史を調べた。結果として、星形成効率の違いや星からのフィードバックにより星形成史や銀河内の構造が大きく変わる事が分かった。フィードバックが弱い、もしくは星形成効率が低いモデルにおいては、初代銀河は長時間銀河円盤を維持する事が出来る。一方で、星形成効率が高くフィードバックを考慮したモデルにおいては、初代銀河内のガスはフィードバックにより銀河から排出され、結果として星形成は間欠的に進む事が示された。本講演ではこれらの結果に加え、近年観測された赤方偏移〜7のライマンアルファエミッター、ライマンブレイク銀河、サブミリ銀河とシミュレーションによるモデル銀河の関係についても議論する。

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