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第1454回 天文学教室談話会

日時

2016年06月13日(水) 15:00

場所

合同C棟大輪講

講演者

豊内 大輔(東北大学天文学専攻)

題目

APOGEE Red-Clump starの解析から明らかになった銀河系円盤の化学動力学進化

要旨


銀河円盤中のbar/spiral構造によって引き起こされる円盤星のradial migration、衛星銀河の合体に伴うdynamical heating、これらは円盤銀河の化学動力学進化を左右する重要なプロセスである。本研究では最新の銀河系内大規模サーベイであるApache Point Observatory Galactic Evolution Experiment (APOGEE)のデータを解析することにより銀河系円盤におけるradial migration、dynamical heatingの歴史について制限を与えることを試みた。APOGEEは銀河系内初の高分散赤外分光サーベイであり、これまでダスト減光の影響により回避していた円盤面付近の天体についても正確な視線速度、アバンダンスの情報を得ることができるため、銀河系の円盤構造を調べる上で現在もっとも良いデータサンプルである。我々はまずAPOGEE星の[Fe/H], [O/Fe]の値と化学進化モデルを比較することによってサンプル星ひとつひとつに年齢と形成した半径(R_birth)を割り当てた。そしてこれらの情報をもとに、現在観測される半径(R_obs)とR_birthの関係や視線速度分布の解析から導いた速度分散プロファイルといった力学的性質を年齢の関数として調べた。本発表ではこれまでの解析で明らかになった銀河系の化学動力学進化について紹介する。

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