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第1433回 天文学教室談話会

日時

2015年11月9日(月) 15:00

場所

合同C棟大輪講室

講演者

岩崎 仁美(東北大学天文学専攻)

題目

ミラ型変光星のスペクトル分類

要旨


仙台市天文台1.3m ひとみ望遠鏡を使用し、ミラ型変光星のスペク トル分類を行った。ミラ型変光星には表面組成が炭素過多な物(C 型星) と、酸素過 多な物(M 型星) が存在する。また、ミラ型変光星は周期光度関係からよい距離指標 になることが知られている。しかし、周期光度関係はC 型星とM型星で異なるため、 距離を正確に決めるためにはC 型、M型のそれぞれで周期光度関係を決める必要があ る。将来、アストロメトリ衛星GAIAのデータ出てきた際にこれが可能となる。この時 代に備えるため、現在、近傍のミラ型変光星の表面化学がどのくらい判明しているか を調べた。NSVS で観測され、ミラ型だと分かっている天体の中でスペクトル型が決 定されているのは、2565 星のうち405 星(約16%) である。まだ16%しかスペクトル型 が決定されていない。既知の天体の内訳はM型343 星、C 型28 星であり、C 型星のサ ンプルが少なく、周期光度関係の高精度化のためには炭素星のサンプルを増やす必要 がある。そこで本研究ではNSVS でミラ型星と分類されてはいるがスペクトル型が決 まっていないもので、仙台から観測ができる天体、かつ、実視等級が10 等より明る いもの、という条件をかけ、計51 個のミラ型変光星を分光観測してその表面組成を 明らかにした。

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