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第1408回 天文学教室談話会

日時

2015年4月20日(月) 15:00

場所

合同C棟N507

講演者

大野 良人(東北大学天文学専攻)

題目

Subaru/RAVENを用いた多天体補償光学の開発・実証とQSO母銀河の撮像観測への応用

要旨


多天体補償光学は広い視野内の複数の天体に対して同時に大気揺らぎの補償を行うことができる次世代の補償光学システムである。しかし、多天体補償光学を実現するためには技術的な課題が残っており、それらの開発・実証が必要である。その技術的な課題の一つとして、複数の波面センサーの測定値からトモグラフィーの技術を用いて大気揺らぎを立体的に再構成するトモグラフィック再構成がある。特に多天体補償光学の広視野化を行うためには、より広い領域の大気揺らぎを精度良く再構成するトモグラフィック再構成の手法が必要である。 本研究では多天体補償光学の試験装置であるRAVENプロジェクトに参加し、RAVENとすばる望遠鏡を用いた多天体補償光学のオンスカイでの実証を進めてきた。特にトモグラフィック再構成については、従来の手法よりも広視野で再構成精度を向上させる新しい手法を開発した。RAVENを用いた光学実験の結果、新しい手法により補償精度が向上し補正後のPSFのEnsquared Energyが約4%増加することが実証された。本発表では実験室での結果と2014年に行われた試験観測で得られたデータを用いた解析結果について紹介する。さらに2015年6月の観測で行うQSO母銀河の撮像観測についての準備状況についても触れる。

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【The Colloquium Committee in 2015】
Kenji Toma (toma<at>astr.tohoku.ac.jp)
Yurina Mizuno
Kohei Miyazawa
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