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第1393回 天文学教室談話会

日時

2014年10月20日(月) 15:00

場所

大輪講室

講演者

小野里 宏樹(東北大天文)

題目

中間赤外線で大きな増光を示した天体について

要旨


宇宙において、中間赤外線の主な放射源は温度が数百 K 程度のダストである。生誕 期や終末期の恒星の周辺にはしばしば大量のガスやダストが存在し、それは恒星の進 化、銀河内の物質循環、化学進化の重要な要素である。現在までの研究で、中間赤外 線の光度の時間変化は、晩期型星の脈動や原始星の間欠的増光に付随して起こりうる ことがわかっている。比較的定常な状態のダストに関しては様々な研究が行われ、現 在までに大きな成果が挙げられてきている。しかしながら、数年から数百年という天 文学的に非常に短期間に生じると考えられている恒星の大規模構造の変化については、 時間スケールが恒星の寿命と比較し非常に短いため、一部の例外を除き観測されてい ない。このような恒星進化の決定的な場面の物理的背景を明らかにするためには直接 観測を行うことがきわめて重要である。 そこで本研究では、IRAS、AKARI、WISE という中間赤外線で全天サーベイを行った人 工衛星のカタログデータを用いてそのような非常にまれな天体を検出できないかを調 べ、その結果約10天体を候補天体として選出した。今回の発表では、それらの天体の 正体を探るための観測の結果、及びその結果から考えられうる中間赤外線での増光の 原因について述べる。

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【The Colloquium Committee in 2014】
Shijun Yoshida (yoshida<at>astr.tohoku.ac.jp)
Kimihiro Yamazaki (k.yamazaki<at>astr.tohoku.ac.jp)
Yusuke Okayasu (y.okayasu<at>astr.tohoku.ac.jp)
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