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第1318回 天文学教室談話会

日時

2011年11月07日(月) 15:00pm

場所

大輪講室

講演者

信田 和哉(東北大天文)

題目

SXDS において X 線選択された1型活動銀河中心核の BH 質量関数の推定 @ z= 1~2

要旨

 銀河とブラックホール(BH)の共進化を議論するにあたり、BH 自身の特徴を正確 に理解することは非常に重要である。その中でも「質量」は BH を特徴づける最も基 本的な物理量のひとつである。これを用いてどの時代にどのくらいの質量の BH がど れだけの個数密度を持っていたのかを調べることで、BH への降着量やそれによる BH の進化を考える足掛かりとなる。これまで SDSS などの可視光大規模サーベイで得 られた1型活動銀河中心核を用いて BH 質量関数(BHMF)が実際に計算された(Vest ergaard et al.(2008))が、サンプルが高光度、大質量な BH に偏っており、低光度、 低質量側の1型活動銀河中心核の多くを見落としていると考えられていた。  そこで我々は SXDS において X 線選択された z=1~2 の1型活動銀河中心核を用い てBH 質量を計算すると共に BHMF を求めた。サンプルは SDSS サンプルに比べて全 光度で1桁ほど小さいところまでとれていた。結果として、SDSS と比べて BH 質量 の下限はあまり変わらないものの、エディントン比で1桁程小さい天体が多く見つか ることとなった。  本講演では、データ解析の方法や結果の詳細、これからの展望についても述べる予 定である。

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