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第1299回 天文学教室談話会

日時

2011年01月07日(月) 15:00pm

場所

大輪講室

講演者

松田有一(ダーラム大)

題目

z=2.2 H-alpha 撮像による原始銀河団探査

要旨

英国赤外線望遠鏡広視野カメラ(UKIRT/WFCAM) を用いたz=2.2 H-alpha撮像による原始銀河団探査を紹介する。 高密度領域における銀河形成過程を調べるために、z=2.2の QSO高密度領域、電波銀河周り、サブミリ銀河高密度領域の 3つのターゲット天域(+9つのコントロール天域)における H-alpha輝線天体探査を行った。その結果、この3つのターゲット 天域すべてで局所的な輝線天体数密度超過のヒントを得た。 フォローアップ(分光や可視光撮像)観測からは、輝線天体の 8割以上がz=2.2 H-alpha輝線天体と考えて良いことがわかった。 ターゲット天域では、4-9秒角(30-70kpc)にひろがった輝線天体 が見つかり、それらの天体はQSOや電波銀河のすぐ近く(30-90秒角 はなれた場所)に位置していることがわかった。このような天体が 高密度領域に特有のもので銀河相互作用やガスアウトフローなど によるものなのか、あるいは、近くの明るいAGNの影響を受けて できたものなのかはまだわからない。今回得られた輝線天体の サイズ分布から推定すると、すばるFMOSの直径1.2秒角ファイバー に入るz~2輝線天体のH-alphaフラックスは全H-alphaフラックスの 25-60%となった。

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